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中国産ウナギの偽装事件で、兵庫、徳島両県警合同捜査本部は3日、徳島市に拠点があるウナギ輸入販売会社「魚秀」や、神戸市の水産物卸売会社「神港魚類」など、7都府県の関係先26カ所を不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で家宅捜索した。詐欺容疑などの適用も視野に関係者の立件を目指す。
調べでは、魚秀と神港魚類は4〜6月に、架空会社「一色フード」名義で、「愛知県三河一色産」と偽装した中国産ウナギ計3.6トンを仲卸業者に販売した疑いが持たれている。偽装は魚秀福岡営業所長(41)と神港魚類の担当課長(40)が計画したとされ、魚秀側は偽装ウナギ256トンを約7億7000万円で神港魚類に出荷した。
魚秀の中谷彰宏社長(44)は偽装を認めているが、魚秀側から1000万円を渡された神港魚類の担当課長は、兵庫県警の任意の事情聴取で偽装への関与を否定。また、魚秀側は偽装の発覚を防ぐため東京の商社2社を取引に介在させ、手数料計約4000万円を支払っていた。
農水省や合同捜査本部の調べなどによると、偽装作業は魚秀の非常勤役員を務める高知県南国市の水産物販売会社役員が、高松市の水産卸販売会社の元専務に依頼。元専務の弟が高松市の運送業者の倉庫を借り、2月10日ごろから1カ月余りかけて中国産のウナギを国産ウナギ用段ボールへ詰め替えた。
神港魚類の親会社のマルハニチロホールディングスは「できるだけ速やかに再発防止策を講じ、事件に関与した者については捜査結果を踏まえ責任に見合った厳正な処分を早期に実施したい」との五十嵐勇二社長名のコメントを発表した。
http://www.maruha-shinko.co.jp/
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