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Re: 「日香天之天之(やかましあめの」

 投稿者:Indukmu  投稿日:2021年 9月 5日(日)20時00分57秒 ap1-233-25-127-153.bbtec.tokyo
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  > No.898[元記事へ]

クラリンさんへのお返事です。


> 例えばに古事記・歌謡にある「比佐迦多能(ひさかたのノ) 天(あめ)の香具山
> 利鎌(とかま)に さ渡る鵠(くび)の」の「とかま」については古来より
>
> 「鋭利な鎌」と解釈されて,「利鎌(よく切れる鎌)のような(月の)光の形容」と
>
> されています.ですがこれは考え過ぎでありましょう.
>
> これを「利囂(とかま)」と解して,「鋭くやかましく鳴きわたる(鳥)」という解釈も
>
> あります.この説ですと「かまし」ではなく「かま」を容認しています.
>
> ただ、空高く渡っている鵠が五月蝿く聞こえるものかどうか,疑問があります.
>
>
> とはいえ、「かま」の存在を許容しているところは注目されます.
>
>
>

これは興味が引かれます。初めて知りました。ご教示を有り難うございます。
日本国語大辞典の項目「利鎌」にも以下のようにありました。

《[補注]「古事記伝‐二八」以来、挙例の「古事記」の「とかま」も「利鎌」と解されてきたが、「と」は「とし」(鋭・利・敏)の語幹として、「かま」は「かまし」「かまびすし」の語幹で、鋭くやかましく鳴きわたるものと見る説がある。これによれば、「古事記」の「とかま」は他の「利鎌」とは別語とすべきことになる。》

――

トカマの刃の冴えざえとした光を、月の光に喩える……?

三日月の形と鎌の形との同型性に着目されることも多いものとも思われます。

ただ、この歌謡では トカマ は トカマニ として現れていること、この助詞 ニ に注目すべきと存じます。

トカマに さ渡る鵠の

トカマのように 空を渡る白鳥の

と助詞 ニ の語義を限定します。

ここで、白鳥は一羽ではなく群れをなしていることとして思い描きたいと考えます。

さわたる白鳥をはじめ、渡り鳥の多くは、編隊飛行をします。 その姿は、逆Vの字型、ないしは、への字型とも言われていて、長距離飛行を省エネで行うための自然の智恵とされています。

このV字編隊を、 利鎌の形のようだとヤマトタケルは捉えた、そのように受け止めたいところではあります。

もしかしたら白鳥の色の白も、イメージ喚起される歌ではないかとも思います。

というのは、ミヤヅヒメの 細い腕 への修飾と見たいからです。

ヒメの白く細い腕が、ひじのところで角度をなしている(口元に手をもっていっているのか、胸に手を当てているのか) …

その腕の形と色とを、白鳥たちが空を渡るイメージと重ねたと、そのように感じます。

ぎゃあぎゃあ鳴きながら飛ぶ鳥たちと、ヒメのたわやかな腕とは、どうにもつながりません。


――

有坂法則についてのご教示を有り難うございます。
当方の勉強不足でした。

――

随分と脱線してしまいました。

個人的にはこういうのが大好きです。

―――

焼鎌神社 敏鎌神社まであれこれ読みまくりました。こういうのも楽しみです。

――

古墳時代には、鎌が使われはじめたようです。

―――

長々とすみませんでした。
 
 
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